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今希望を歌おう

※以前noteに投げたものを記録として残してますので悪しからず※

 

 

  ずうっと考えていたんですよ。Dream Catcherの中にある、なんていうんだろう、闇みたいな部分を。今の関西ジャニーズJr.って、見る人が見たらこういう風に見えているのかなって。わたしはいつもお花畑みたいに「カワイイ、カッコイイ、好き」しか言わないオタクだけれど、割と冷静にこういうことを考えることもあって、もしこの歌が本当に今の関西Jr.を投影したのだとしたら、ファンも、おそらく本人たちも漠然と抱えている不安の部分を描かれている気がしたんですよね。

 

  初めてDream Catcher(以下ドリキャ)を聞いたのはいつだったか、今までの関西Jr.曲って、たしかなや未来に向かう力と過去未来のエモさを歌っているけど、一曲丸々、明るいコードに終始するんですよね。だから、ドリキャを初めて聞いた時の衝撃ってやっぱり、マイナーコードに始まることで。

 

「熱く駆け抜ける姿を ただ、踏みしめる大地を まっすぐに受け止めて 僕らは何を想う 時を切り裂く流れ星 ほら、あの日の想い出は 震えるほど儚く この手を導いた」
「聴こえるよ誰かの声が 確かな声が 扉を開けて。 ほら見つめて 一度だけの夜明けが 「ここにある」と」

 

  今の関西Jr.は、夜明け前にいるんでしょうか。夜明けをデビューと捉えるなら確かに、関西Jr.は夜明け前にいるんだけど、なんだかそれってすごく悲しい気がして。夜って、自力で明かすことができないじゃないですか。夜が明けるのを、待つことしかできないんですよ。デビューを、東京進出を、待つことしかできず、「あの日」を懐かしんでしまう、というような表現は、確かにわからないでもないけれど、でも夜明けに向かってがむしゃらに走る関西Jr.が好きなので、夜明け前にいるっていう表現は、少し胸がチクチクした。誰かの声って誰なのか、確かな声は本当に聞こえているのか、このあたりつつき出したら止まらないのでそろそろやめます。毎日不安に葛藤にもがき抗う彼らにとってそもそも、確かな声なんてあるんだろうか、なんて思ってしまいました。

 

「掴め 共に見上げた夢を 信じあえた証を それぞれの物語が 輝ける姿へ 空が明日へ繋がるなら 心重ね羽ばたこう 生まれたての未来を目指して 今ここで旅立とう」

「いつも立ち止まる弱さも ただ、一途な強がりも 本当の自分だと 僕らは気づいてた」

「聴かせてよ何も恐れず 何も迷わず いつかと同じ その笑顔で ひとつだけの絆が 「ここにある」と」

「進め 彼方へ続く道を 風に向かって どこまでも そこにはいつしか素晴らしい花が咲くでしょ 燃やせ 今を生きるすべてを 胸に秘めた憧れを 遥か希望の欠片を探して 広がる世界へ」

「追いかけるほど離れてく 遠く消えそうな幻 それでもまた こんな風に 分かち合えるものがあるのなら」

  サビ前で現れる、気持ちの大きな挫折。このあと大サビで転調して、これからの希望を描いてる。幻が何を表すかはまた、人それぞれ考えるところがあると思うけど、「それでもまだ分かち合えるものがあるなら僕はこの場所に立ち続ける」って、前を向くんですよね。

 

「掴め 共に見上げた夢を 共に叫んだこの夢を 僕ら描いてた 輝きは果てしないでしょ 空が明日へ繋がるなら 心重ねて羽ばたこう 生まれたてのこれからを信じて 今すぐ旅立とう」

  大サビで、明るく転調します。それまでずーっと、歌詞は希望を描くのに、メロディーにはどことなく暗さが広がってて。14-15年のあたりはWEST一直線で本当に彼らのことを見つめていたわけではないから大口は叩けないけれど、14年に関西Jr.がもらったのは「Happy Happy lucky you」っていう、明るさ可愛らしさ希望にあふれた曲でした。だからこそ、ここで関西Jr.がドリキャをもらったことって、やっぱりなにか意味があったんだろうなって、考えて止まないんですよ。考え過ぎかな。それは単にネガティブな側面だけではないと信じているけど。

 

  空が明日へつながる確証も、夢をつかめる保証もないけれど、それでも、今すぐ旅立とう、と声を上げる大サビの歌詞がとても好きです。なんかそういう、物語性みたいなものをどうしても求めてしまう癖がある…。

 

  ドリキャの歌詞を見ても、歌を聴いても、現実を思っても、やはり関西Jr.を取り巻く環境は決して優しくないと思います。2人のエースが東京で活躍し、関西Jr.はグループもなくほぼ個人戦を強いられている(関西Jr.をふわっと取り巻く家族感はもちろん変わらずあるけど)、数年前からは考えられなかった現実です。事務所の拠点が今現在東京にある以上、1日でも早く、一人でも多くの関西Jr.が、東京で活躍することを願ってやみません。それが個人なのかグループなのか、また色んなところから喜び悲しみの声が聞こえたり、時には去る背中を何も言わずに見送らなければいけないこともあるんでしょうけど、それでも関西Jr.は上を目指すから、それが一番二番の不安と儚さから、大サビの決意自信に変わる、そんな歌だなあって思います。ジャニーズJr.だからこそ歌える、不安の希望の歌。

 

  春に大阪松竹座で見たドリキャも、映画のエンディングに使われたドリキャも、まいジャニで見たドリキャも好きでした。あの大勢のJr.から、今後誰がどんな風に抜きん出てくるかわからないけど、それでも、「今ここ(大阪松竹座)で 旅立とう」と声を上げる力を、信じてみたいなあなんて思わされます。

なんだかうだうだと長くなってしまったなあ。うまくまとめられる自信がないので、このあたりで筆を置かせてもらいます。

 

 

 

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